第51回全日本杖道大会の巻(大会編)

2024年10月13日(日) 京都市武道センター

さあ‼️いよいよ大会当日です~😆

宿泊先の平安の森から、福田先生、柿本さん、田畑、そして渡邊の4人は歩いて会場へ向かいました。良い天気☀️😊朝の武徳殿、綺麗です(ちなみにこの武徳殿は会場ではありませんよ❗この隣の武道センターが会場なのですが、気付けば武徳殿しか撮ってなかった😅大会会場の写真が無いって…💧)

受付を済ませ会場内へ。

たくさんの杖友の顔が見えます😆自然とテンションあがってきます。

開会式気持ちがピリッとしてきました。

開会式のあと、すぐに試合開始です。

とはいえ、六段の私の試合は午後から😅

午前中は皆さんの試合をしっかり拝見することにします。

ここで、杖道とは無縁なのにこれを読んでくれてる方のため(そんな人いる~?いないと思うんだけど)

杖道の試合について簡単に書いてみます。

形武道である杖道の試合は、剣道などとは違い相手と直接戦うものではありません。指定された技を2組で同時に演武し、正確な打突、充実した気勢など様々なポイントを、主審1人、副審2人の計3人が判定することで勝敗が決まります(空手の形の試合みたいな感じ)

試合は、段位ごとに行われます(違う段位の人と試合することはありません)

全日本大会は、杖と太刀の2人1組のペアで出場します(テニスや卓球などのダブルスみたいな感じ。同じ段位でペアを組む相手がいなければどんなに上手い人でも出場できません)

私が出場したことのある福岡県大会、九州大会、全国大会、広島大会、長崎大会などは個人でのエントリーで、杖の技だけを見て判定されます(もちろん太刀がいないと演武できないので、太刀は誰かにお願いしますが、太刀は判定の対象にはなりません)

全日本大会だけはペアでエントリー、指定技6本のうち太刀3本、杖3本を交代で使い、2人の太刀、杖の両方の技、技量を見られます。

杖道を知らない方には、何のこっちゃ分からないでしょうかね?😅

 

前置きが長くなりましたが。

試合は4試合場で一気に進んでいきます‼️

福岡県の仲間の試合、健闘するも残念ながら1回戦敗退、2回戦敗退が続きました💧

そんな中、初段、博錬会の榊原君のペア。

なんと優秀賞🎉

(全日本大会、三段までは決勝がありません。決勝進出の2組が優秀賞となります。四段から七段までは決勝戦が行われ、1位と2位が決まります)

初段のトーナメント表↓初めての全日本大会で、堂々とした演武でした‼️おめでとう👏🎉

二段のトーナメント表↓福岡県は2回戦敗退でした。

三段のトーナメント表↓福岡県、同じく2回戦敗退。

四段のトーナメント表↓福岡県、残念ながら1回戦敗退。

ここで登場‼️いちき串木野博錬会、鹿児島の宮路&神之田ペア💕

健闘するも3回戦敗退…

うーん、惜しかった。でもまだまだ伸び代たっぷりってことで、今後も楽しみですね~😆

ほぼ毎月鹿児島から久留米まで稽古に来られる熱心なお二人なら更に上を目指せますよ~☺️

また一緒に稽古頑張りましょう‼️

五段のトーナメント表↓うー💧柿本さんペア、残念ながら1回戦敗退でした😔

ペアで稽古する時間が圧倒的になかったですもんね~

結果は悔やまれますが、京都まで行って試合をして、全国の多くの仲間の試合を間近で見学した経験は、今後きっと力になると思います。

これからも稽古相手よろしくお願いしますね‼️

そうだ❗今回は稽古場所として、なんと‼️隣の武徳殿が解放されてましたよ~‼️

憧れの聖地ですよ~☺️

六段になり1年、錬士の称号もいただき、やっと来年の5月、演武大会で武徳殿に立てる💕と思っていたのですが、それより前にこんな形で武徳殿の板を踏めるとは…

なんか複雑な気持ちで稽古させていただきました~😆

武徳殿で自撮りしてた森山パイセン夫婦↓笑

お昼ごはんも喉を通らず迎えた午後からの試合…

いよいよ私達の番です‼️頑張るばい‼️

錬成会の時に神代先生が言ってた「1回戦から決勝戦だという気持ちで」を実践します‼️

結果は以下の通り😓

六段のトーナメント表↓福岡からは3組がエントリー。気付けば私達だけが勝ち進んでた😓すごいプレッシャー💧

森山パイセン夫婦は3回戦敗退。↑写真は2回戦の様子。相手はあの有名ブログ「岡山で杖道」の彼😉

六段ともなると、知ってる人ばっかりですね。もうトーナメント表のどこに名前があっても勝てる気がしない~😭

そんな中、私達は運良く勝ち残り準決勝。

全剣連から画像拝借↓

あとひとつで決勝やん😱信じられん‼️

でも…、、やっぱりね~😔

肝心なところでやらかすのが渡邊さん😭

最後の最後で失敗しちゃった💧

あっさり3-0で敗退でした。

結果はベスト4。

3位決定戦がないので、同率3位ってことでいいのでしょうか?😁(3位決定戦がなくてホントに良かった。だって北海道の伊藤&野澤ペアに勝てる気がしない~)

名前が出たところで💕

北海道の野澤せんせーから「渡邊せんせー❗こんにちは❗ご挨拶できて良かったです」と、ハキハキとご挨拶いただきました😅

このホームページのファンだそうですよ。お大事に。

ちょっとやめてよ~💦全日本大会、何度も優勝してるセンセ~にそんな声かけられたら恐縮しちゃうじゃん😅

北海道にもこのホームページを楽しみにしている重症患者がおられることは聞き及んでおりましたが、こんなに元気に明るく来られるとちょっと照れるな~( 〃▽〃)見て、このたくましい後ろ姿😆(画像は全剣連から拝借)

恐ろしか~😱

北海道、A立せんせーが大熊なら、野澤せんせーは中熊って感じ😁(お二人とも優しいので怒られないと安心して書きたい放題😁)

マジ3位決定戦なくて良かった~

ベスト4仲間ってことで、今後もよろしくお願いします🙇‍♀️

ここで、私の全日本終了😅

 

七段のトーナメント表↓こちらも福岡県、4組の先生方、残念ながら入賞ならず…

遠いな~💧乙藤杯🏆

福岡に誰か持って帰って欲しい~‼️

(お前が頑張れって言われそう😅)

そうだ‼️私が持って帰るんだ~っ‼️いつの日か…きっと…たぶん…ん~😔

続けていれば可能性は0じゃないからね💕

四段~七段の決勝戦は、とても見応えがありメチャクチャ刺激をもらいました。

さすが全日本の決勝‼️

皆さんの演武に心から拍手をおくりました。

 

閉会式。初段、榊原君。おめでとう🎊

今回、福岡で唯一の入賞、素晴らしい‼️

渡邊先輩は誇らしいぞ😆

まだ若い榊原君。八段目指せるぞ‼️長く頑張って欲しいです😊

閉会式のあとの記念写真📷初段優秀賞ペアに挟まれる福田先生😊

健闘した水俣博錬会、森山パイセン夫婦も柿本さんもお疲れ様でした‼️と、この写真を撮る渡邊の後ろ姿(盗撮by亜矢子パイセン)←最近、亜矢子パイセンの盗撮がやけに多いような…そして、田畑🍀福田先生🍀渡邊

あら…?鹿児島の2人がいない…せっかくの全日本の記念写真、撮れませんでした…😓残念

バタバタと着替えて、会場を後に。

その前に武徳殿にて📷写真撮ってたら、大阪の坂上せんせーがやって来て「俺も撮ってくれ」って😆

はい、ポーズ📷

こうして、会場をあとに…タクシーをひろって京都駅へ。

お腹ペコペコ。なんか食べよう🎵京都駅アスティ内にて、湯葉あんかけごはん💕お昼ごはん食べれなかったから…

ばくばく食べましたよ~😁その後、大行列に並んでお土産を買って💦新幹線ホーム待合室。

22:30無事に久留米に到着。

あっという間の京都二日間でした😊

 

 

ここから、今大会での渡邊の感想。

暇な渡邊は、今大会全試合の3-0での試合の割合など出してみました(割合が高い順に)

「初段」75%12試合(不戦1)うち9試合が3-0

「七段」68%31試合(不戦1)うち21試合が3-0

「五段」65%26試合(不戦1)うち17試合が3-0

「二段」63%19試合(不戦0)うち12試合が3-0

「四段」58%38試合(不戦0)うち22試合が3-0

「六段」53%30試合(不戦3)うち16試合が3-0

「三段」52%23試合(不戦1)うち12試合が3-0

だから何だ?と聞かれても困るのですが😅

なんとなく「全日本大会でも2-1の試合、結構あるんだなー」と、ボーッとトーナメント表眺めてるうちに、気になってやっただけです。皆さんはこの数字を見て何か思うところありますか?

私もこの前、審判デビューしたので…これでも色々と考えたりするのですよ😁

全日本はペアで出場するから、やはりペアのバランスが何より大事だと改めて感じました。どちらか1人がものすごーく上手くてもダメだと思う。その段位に相応しい技量をバランス良く表現できるペアはやはり際立って見えます。

そしてペアだからこその「個性」

1人での「個性」はもちろんその人そのものが持つものですが、2人での「個性」は2人で作り上げるペアとしての新たな「個性」

ふ~たりが1人バロローム🎵

友情クロスギュンギュギューン🎵

そうです‼️バロムクロスでバロムワンです💕

全日本大会はバロム1大会なのだ~😆←違うぞ‼️ホントにいつか怒られるよ

ちょっと脱線しましたが

2人の正確な技はもちろん、「美しさ」「速さ」「力強さ」など、2人の融合により作り出されたそのペアの「個性」が審判の心を打ち、旗が上がるのだと思いました。

あと、今回「気合い」の重要性について考えることがありました。

人それぞれなので、あくまでも私個人の考えですが「気勢」ではなく「奇声」も多かったな~と😓

理屈抜きに生理的に受け付けない…(耳障り)というか…聞いていて心地よくない気合いが、とても気になりました。

気合いも個性だと思うので、好き嫌いはあると思いますが😓

「気、杖、体の一致」をしっかり意識して、「わぁ、渡邊さんの気合い、いいなー」と思われるような、声も研究しなければいけないな~と思いました。

稽古の時から気を抜かずしっかり声を出して、という当たり前のことを、初心に戻り実践しようと反省しました。

そしてあらためて頭に浮かんだ言葉は

「勝っておごらず、負けてくさらず」

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」でした。

負けた試合には、負けとなった要素が必ずあります。逆に勝った試合でも、負けに繋がったかもしれない要素があったかもしれず、勝ちに慢心してはいけない。

本当にたくさんの事を学んで来れました。

大会に出場できて良かったです。

 

最後に、お世話いただいた京都の皆さん。本当にお世話になりました。素晴らしい運営にビビりました😆ありがとうございました‼️

対戦いただいた皆さん、ありがとうございました‼️また機会がありましたら稽古もよろしくお願いします🙇‍♀️⤵️

ご指導いただいた先生方、応援してくださった皆さん。不甲斐ない結果でスミマセンでした😓

そして(嫌々)ペアを組んでくれた田畑君。ありがとう。おかげで楽しい大会、良い思い出になりました。

 

とどめに…ダラダラと長い記事に最後までお付き合いいただいた、そこの貴方💕

本当にありがとうございました❗お疲れ様でした😁

 

 

 

 

第51回全日本杖道大会の巻(大会編)」への2件のフィードバック

  1. 杉﨑利春

    いつも楽しく拝見しております。
    第51回全日本杖道大会、お疲れ様でした。
    当日は、ご挨拶もできずに失礼いしました。
    びっくりしたのは、なんと同じ宿だったんですね気が付きませんでした・・・
    来年は、埼玉で行われますので是非大勢の皆様のお越しをお待ちしております。
    よろしくお願いいたします。

    返信
    1. watanabe 投稿作成者

      コメントありがとうございます‼️
      そうですか~。同じ屋根の下お休みでしたか~。
      平安の森は、剣道関係の方の常宿って感じですよね。
      埼玉、行ったことないので行ってみたいですね~(組んでくれる相手がいれば…)
      機会がありましたら是非、声をかけてくださいね。
      今後もホームページ共々、よろしくお願いします。

      返信

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